家で繁殖した犬のノミを安全に駆除する方法!薬やシャンプーの効果的な使い方は?

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毎年、春から夏にかけて活発に動き出し、愛犬や人間を困らせるのが「ノミ」の存在。

奴らは愛犬のみならず、人間にも容赦なく噛みついてきますので、一度は噛まれた方も多いのではないでしょうか?

 

あれ、めちゃくちゃ痒いうえに、治るまで時間がかかるので、一か所でも噛まれると非常に厄介ですよね(^^;)

 

しかも気付いたら愛犬の上で繁殖しており、さらには室内で飼われているとノミは家の中でも構わずどんどん繁殖してしまうのです。

こうなってしまったときは、一体どうすればいいのでしょうか…。

 

途方に暮れてしまった飼い主さん、ご安心ください。

元動物病院勤務の筆者が、家で繁殖してしまったノミを安全に駆除する方法をお教えします!

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ノミが繁殖するメカニズム

まずは、ノミがお家で増えてしまった原因を考えてみましょう。

 

日本にいるノミは約80種類といわれています。

そのうち人間に寄生するヒトノミは、昔は主要なノミの一種でしたが現代の日本ではほとんど見られません。

昔と違って衛生的になり、今の環境ではノミが生息しにくくなったからだと思います。

 

ですので、もし家にノミが見られるとしたら、それは愛犬がお散歩などで外からもらってきた「ネコノミ」がほとんどです。

犬なのに、ネコノミ?と思われるかもしれませんが、ネコノミは猫のみ(ダジャレじゃないよ!笑)に付くノミではありません。

主な寄生動物は猫、犬、たぬき、ねずみ等ですが、ネコノミは人間をも吸血します。

 

ノミは体温の高い方へと寄生するので人間の体に長くとどまることはありませんが、たまに落ちたノミに飛び移られて噛まれるということが起こります。

人が痒みに気付いた時には、もうノミは去った後なんですね。

 

そのため、お家でノミを発見した場合、まずペットに寄生している可能性が非常に高いです。

 

ネコノミの体長は1~3.5㎜ほどなので、肉眼でも確認できます。

まずはペットの毛をかき分けて、ノミが体を走っていないか探してみましょう!

 

寄生しているのが数匹程度なら、なかなか見つからないかもしれません。

しかしすぐに数匹見つけた場合、かなりの数が寄生している可能性がありますので、早急に駆除を行う必要があります!

 

 

ネコノミは基本的に宿主の上で生活しています。

つまりペットの体にいることが多いのですが、体の上で卵を産んだ場合、その卵が床に落ち、普段ペットがいることの多いカーペットやソファ、ベッドなどで孵化します。

ノミの卵はすべり落ちやすいので、卵~幼虫の間は落ちているフケなどを食べながら、カーペットなどで快適に過ごしているのです。

そして成虫になれば、また通りがかったペットの体にピョンと飛び乗って、繁殖を繰り返すというサイクルが生まれます。

 

こうなってしまっては、ノミは爆発的に家の中で増えてしまうので、一匹残らず完全に駆除することが最も重要です!

ノミを安全に駆除する方法

室内のノミを駆除する方法として、きっと誰もが思いつくのがバルサンなどのくん煙殺虫剤だと思います。

しかしバルサンを焚いたとしても、元のペットについた成虫を駆除しないかぎりは再び繁殖される上、しばらく部屋に入れなかったり、食器類を洗いなおしたりとかなりの手間がかかります。

薬剤が室内の壁や床にも残っている可能性があるので、ペットや小さな子供がいると拭き掃除なども必要です。

 

しかもこれだけやったとしても、中には卵には効かない薬剤もあります。

 

これでは手間がかかりすぎる上にほぼ意味のない行為になってしまうので、安全性の観点からも私はおすすめしません。

家のノミを駆除するためには、まずはペットに寄生しているノミを駆除することが最優先です。

 

では、次にペットについたノミを駆除する方法についてお話します。

①シャンプー

ノミはシャンプーすると動かなくなります。

↑一応このようなノミ取りシャンプーなどもありますが、なければ普段使っているシャンプーでも大丈夫です。

シャンプー中に毛をかき分けると、動かなくなったノミが皮膚や毛にくっついているのが分かります。

この時に、ノミ取りコームか爪でつまんで取ってあげましょう。

ただし、その場では絶対に潰さないように気をつけてくださいね!卵を持っていた場合、飛び散ります(^^;)

 

この時に動かなくなったノミは、死んだわけではなく気絶しているだけですので、放っておくと再び動き出します。

摘まみ取ったノミは、紙コップに石鹸水を入れて、その中に沈めておくと良いですよ。

 

ある程度はこれで数を減らせますが、これはその場しのぎの応急処置のようなものです。

完全に駆除するためには、次の方法が必要不可欠になります。

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②駆除薬を使用する

ノミを完全に駆除するためには、ペット用の駆除薬を使用するのが最も早いです。

ただし、市販のノミ駆除薬はそのほとんどが効果が不十分です。

ノミは一匹でも逃すわけにはいきませんので、かならず動物病院で処方されるものを使用してください!

 

病院処方の駆除薬にはスポットタイプや錠剤などがありますが、おすすめは「フロントラインプラス」です!

首元に一本滴下するだけで、24時間後には体についたほぼすべてのノミを駆除することができます。

効果が一か月持続するほか、ノミの卵やマダニなどにも効果がありますので、お散歩コースに野良猫が多い場所を通ったり、草むらや山に行く場合にも、ノミ・マダニ予防として使用することもできます。

 

注意点は

  • 8週齢以降の犬にしか使用できない
  • 使用後一日はシャンプーを避ける
  • 他のペットが舐めないようにする

そのほか、稀に滴下した部分が赤くなったりする過敏症が見られることがあります。

その場合、少し効くまでに時間がかかりますが、ノミの駆除には飲み薬を処方してもらう方が良いでしょう。

 

フロントラインプラスは体重別に容量が違いますので、きちんと愛犬に合った大きさのものを選んでくださいね!(猫用は一種類のみです)

 

 

8週齢未満の子犬や、多頭飼いの人には、スプレータイプがおすすめです!

こちらのフロントラインは直接体にスプレーするタイプのもので、子犬や子猫にも使用できます。

効果の持続期間も長く、大きさの違う犬にも量を調節することができるので、スポットタイプをそれぞれ大きさに合わせて購入する必要がなく経済的です!

 

ただしこちらは卵には効果がありませんので、すでに産卵が終わっていた場合、完全に駆除するまでに少し時間がかかります。

 

環境や予算にあわせて選んでみてください(^^)

ペットのノミが駆除できたら

駆除薬を効果的に使うと、ペットについたノミはすぐに死滅します。

しかしこのままでは、家の中のノミの卵や幼虫はまだ残ったままですよね。

カーペットの奥やソファの隙間に入り込んでしまったら、掃除機などでは到底取りきれません。

これらを駆除するためにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

基本的には「成虫になるまで待つ」ことになります。

 

 

ノミは前述した通り、体温の高い動物へと寄生します。

犬の体温は人間よりも高いので、成虫になったノミは通りかかった犬に飛び乗り、再び繁殖しようと試みます。

 

が、駆虫薬の効果がしっかりと残っていれば、産卵するまえに駆除することが可能です。

そのためにも、フロントラインをしっかりと月に一度、忘れずに滴下しましょう!

 

こうして、すべてのノミが愛犬の上で駆除されるのを待つことが、最も安上がりで安全なノミ駆除方法となります!

今すぐ家のノミを駆除したい時は

「そんなに待てない!すぐに駆除したい!」という場合、最終手段として「プロにお任せする」という方法もあります。



 ノミやダニなどを駆除してくれる会社があります。

こちらでは無料で出張見積もりもしてくれて、その後は追加料金が一切発生しないという安心の明朗会計です(^^)

害虫駆除業者は後から高額請求されたなどの悪質なところもありますので、前もってしっかり料金を提示してくれる良心的な業者にお願いしましょう!

まとめ

家で繁殖してしまったノミの駆除をするためには、まずはペットについたノミを確実に駆除することが必要不可欠!

そのうえで、家の中にいるノミを退治するためには「自然とペットに移って駆除されるのを待つ」か「プロに任せて徹底的に叩く」かを考えましょう。

 

ノミは噛まれると強い痒みをもたらすほか、病気を媒介したり、アレルギーの原因にもなります。

愛犬が突然腰のあたりを掻きつづけたり、飼い主さんも強い痒みを持つ赤いぽつぽつが一週間以上続く場合は、ノミを疑いましょう。

たとえ姿が見えなくても、一匹いるだけで本当に痒いです!私は一か月痒みが引きませんでした!

 

たかがノミ、されどノミ。

大切な愛犬と飼い主さんのためにも、ノミの予防はしっかりと行いましょう!

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