犬の散歩途中に待たせるのは危険!スーパー寄り道時や買い物中外でつないでませんか?

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スーパーやコンビニの前でかわいい犬がリードでつながれて大人しくお留守番…なんて光景は珍しくありません。

散歩の途中で水を買いに走っているのかもしれないし、逆に買い物ついでに散歩に連れ出したのかもしれません。

でも、外で愛犬を待たせておいても、本当に大丈夫なのでしょうか?

「うちの子は大人しいし、噛んだり吠えたりしないから大丈夫!」と思っている人がいるのなら、この記事はぜひ最後まで読んでください。

あなたの大事な愛犬は、とんでもない危険にさらされていますよ!

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外で待たせる時の3つのリスク

犬を一頭で待たせておくのは、通行人に対してだけではなく、愛犬自身にも大きなリスクがあります。

以下3つに分けて、それぞれのリスクについて解説します。

人に危害を加えるリスク

犬が通行人に対して吠えたり、噛んだりして怪我を負わせるリスクです。

普段は大人しいわんちゃんでも、飼い主さんがいなくなれば不安になって吠えることも考えられます。

前を通ったおばあさんが、鳴き声にびっくりして転んでしまうかもしれませんね。

小さな子供が悪気なく耳を引っ張って、痛さのあまり噛みついてしまうかもしれません。

どんなに静かで大人しい犬でも『絶対大丈夫』という保証は、どこにもありません。まして飼い主さんの目の届かいところで起きた出来事ですから、「愛犬は悪くない」と言い切ることができません。

万が一被害者が事実を捻じ曲げていたとしても、それを立証することは非常に難しいです。

見ていないところで愛犬が起こした事故は、当然飼い主であるあなたが責任を負うことになります。

人から危害を受けるリスク

誰しも犬が好きなわけではありません。小さくて人懐っこい犬でも、苦手な人にとっては「恐怖」の対象です。

店の前につながれた犬がいるだけで、入店できない人もいるでしょう。

最悪の場合、蹴られたりして暴行を受ける可能性もあります。実際に、10分ほどの買い物で待たせていたら、リードでつないでいる愛犬が怪我をしていたという事例も数多くあります。

また、何かの拍子にリードが解けて駐車場や道路に飛び出してしまう恐れもあります。

公共の場で目を離すのは、人に迷惑をかけているだけでなく、愛犬を危険にさらしているのと同じことです。

連れ去りのリスク

これ、本当に多い事件です。上記二つのリスクとは逆に「静かで大人しい犬」ほど狙われやすいです。

特にトイプードルやチワワなどの人気犬種は、連れ去ってすぐに売られることもあるのだとか。

ただ「かわいいから飼いたかった」という身勝手ではあるけれどある意味純粋な理由から連れ去ることもあれば、虐待するために連れ去る人も(もはや人とは言いたくないけど)。

中には本当に「捨てられていると思った」から連れて行く人もいるようです…(^^;)

他人からはリードをほどいている人を見ても、それが飼い主さんか連れ去りの犯人かはわかりません。

店の前でつながれている犬をみると、本当にハラハラします…。

「百代ちゃん連れ去り事件」の悲しい結末

多くの連れ去り事件の中でも、ひと際痛ましい事件がありました。

2006年札幌市で実際に起こった、フレンチブルドッグの百代ちゃん連れ去り事件です。

事件の概要はこうです。

ドラッグストアで買い物して出てきたら、外でつないでいたはずのフレンチブルドッグの百代ちゃんがいませんでした。

急いでビラを配ったりして探しましたが、なかなか情報は得られません。そんな折、「フレブルが車で轢かれ、そのまま車に乗せていった人を見た」という電話が入ったのです。(この電話の主は、のちに連れ去った犯人からのものと分かります)

その後百代ちゃんに似た犬を連れている女がいるという近所の人からの情報をもとに、マンションを突き止めた飼い主さんは、管理人さんや他数人とともに犯人と思われる女の部屋に行きました。

女はのらりくらり交わしていたが、最終的に隠し切れないと思ったのだろう、あろうことか百代ちゃんを6階の窓から投げたのだ。

残念なことに、百代ちゃんはそのまま亡くなってしまいました。

かなりかいつまんで書きましたが、くわしくはこちらのブログに顛末が記されています。

https://blog.goo.ne.jp/pochi0320/e/3fe58f1c62ebc6dcfb97486d517f2e7f

目を離した飼い主さんの不注意から起きた事件です。本当に後悔したことでしょう。

飼い主さんは

「お願いだから気をつけて!皆さんの身近にも危険があります!
愛犬を守って!私と百代のような思いは絶対にしないで!!!」

という言葉を残しています。

本当に許せない犯人ですが、百代ちゃんの飼い主さんは、犯人の子供たちの心配をするほど優しい人です。

どうかもう二度とこんな悲しい事件が起きないよう、愛犬から目を離さないでください。

この事件の犯人の初公判では、求刑はたったの1年です。まだまだ、犬の命が軽んじられている証拠です。

この事件からもう10年以上経ちますが、今もまだペットの立場は弱いものです。

大事な愛犬を守れるのは、飼い主だけなのだということをどうか忘れないでください。

外でつながれている犬を見かけたら

実際に外でつながれている犬を見かけたら、なるべく近付かないほうが良いでしょう。

その犬が大人しい犬とは限りませんので、前を通るだけで飛びかかってくるかもしれません。

もちろん、かわいいからと触ったりするのはご法度です。噛み付かれて怪我をしたり、偶然帰ってきた飼い主さんに、あらぬ誤解を招く恐れもあります。

このご時世では些細なこともトラブルの原因になりかねないので、店の前で犬がつながれていても、遠くから見守るくらいにしておいたほうが良さそうです。

まとめ

散歩ついでにちょっと寄り道したい気持ちはわかります。

しかし目を離したほんの数分の間に、事件や事故は起こるものです。

子供が入れない施設だからと、小さな子を一人で外で待たせる親なんていませんよね?

もしこれまでに店の前でつないで待たせていたことがあったとしたら、今無事であることを喜んでください。

そして悲しい思いをする犬と飼い主さんがこれ以上増えないよう、どんな事情があったとしても、大切な愛犬をひとりぼっちで待たせるようなことはしないでくださいね。

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